糖尿病の検査の種類

血糖検査(空腹時血糖値)
空腹時の血糖値を調べる検査で、基準値は110mg/dl未満(早期空腹時)です。血糖値は食事により上昇するので、最後に食事をしてから10時間以上立った空腹の状態で血液県あすぉ行い、判定します。

ブドウ糖負荷試験(食事後2時間血糖値)
空腹時血糖値も大切ですが、糖尿病の病態である「インスリン分泌不全」や「インスリン抵抗性」をみるには、血糖値が上昇した際にインスリンがきちんと分泌されて、血糖値が高いままにならないよう機能しているかチェックする必要があります。そのための検査がブドウ糖負荷試験です。

75gのブドウ糖溶液を飲む前、飲んで30分後、60分後、2時間後に血糖値とインスリン量を測定するもので、経口糖負荷試験ともいいます。最近では、空腹時血糖値が正常でも、食後血糖値あるいはブドウ糖負荷試験2時間後血糖値が高い場合は、動脈硬化が進行しやすいことがあります。

尿糖検査
尿の中に試験紙を浸し、試験紙に含まれる物質と尿中に存在するブドウ糖の反応具合をみることで、尿中のブドウ糖量を調べる検査が尿糖検査です。陰性(-)、疑陽性(±)、陽性(1+)(2+)(3+)で表示します。

血糖値が160mg/dl以上になると、腎臓から糖が排出されるため、尿にまでブドウ糖があふれ出て、疑陽性や陽性を示してきます。つまり、血糖値が160mg/dlになるまでは尿検査では陰性という結果が出るので、陰性だからといって安心はできません。

なお、血糖値が110mg/dlを少し超える程度でも尿糖が陽性(1+以上)になる腎性糖尿という病気がありますが、これは尿糖に糖が出やすい体質ですので心配はありません。