高脂血症の検査と診断

一時検査(スクリーニング)
動脈効果の原因となる高脂血症の診断には、コレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)を測定するのが基本です。コレステロールの値が高ければ高コレステロール血症、中性脂肪の値が高ければ、高トリグリセリド血症です。

1.コレステロールの検査
総コレステロールの値が220mg/dl以上、LDLコレステロールの値が140mg/dl以上であれば、高コレステロール血症とされます。HDLコレステロールが40mg/dl未満なら、動脈硬化症の危険信号です。

2.中性脂肪の検査
中性脂肪の値が150mg/dl以上であれば、高トリグリセリド血症とされます。

二次検査・精密検査
高脂血症には、体質や遺伝による原発性と、ほかの病気にともなう続発性があります。続発性の原因には、糖尿病、甲状腺機能低下症、腎疾患、肥満、肝臓病などがあります。

原発性にはT〜X型があり、リポたん白やアポたん白を測定して調べます。総コレステロールが300mg/dl以上はU型の家族性コレステロール血症が多いとされています。

合併症の検査では、動脈硬化性疾患がないか調べるため、胸部X線、心電図、血圧測定などを行います。