腹部脂肪計「AB-101」で寝たままメタボチェック:タニタ

家庭用計量機器大手のタニタは、寝たままの姿勢で腹部の脂肪率や腹囲を同時計測できる世界初の「腹部脂肪計」を開発し、来年2月に発売すると発表した。寝たきりの高齢者でも簡単に計測できるほか、計測時間も約30秒と短い。
来年4月に始まる特定健康診査などのメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策では、腹囲や内臓脂肪の蓄積を把握する必要性が指摘されており、健診センターなどでの需要を見込んでいる。

開発した腹部脂肪計「AB-101」は、ベッドなどに据え付けるアーチ型の本体と、電極を内蔵して無線通信機能を備えたインピーダンス計で構成。電気抵抗などをもとに腹囲や内臓脂肪を割り出す。対象者が病気でベッドに寝たきりになっていても、体に負担をかけずに計測できる。

介護施設などに入所し、歩行が困難な人は内臓脂肪が増えることがあるという。動脈硬化や脳血管疾患は前段階に内臓脂肪の過剰蓄積があるとされており、予防に活用してもらう。(産経ニュース)

特定健診について
高騰し続ける医療費の抑制を目的とした医療制度改革の一環として、2008年4月からスタートする新しい健康診査です。
特定検診は、メタボリックシンドローム対策のための新しい健康診断として、企業の健康保険組合や国民健康保険を運営する市区町村などに採用が義務づけられており、2012年度までの5年間に、メタボリックシンドロームの該当者および予備軍を、10%以上減らすことを当面の目標にしています。